歯科衛生士の求人・学校情報

全国に68,474箇所ある歯科診療所(H24.10現　厚労省)。しかしながら、社団法人日本歯科衛生士会によると平成25年3月末時点で歯科衛生士として登録されている方は243,337人となっており、１医院あたり3.55人となっています。

しかしながら、

• 衛生士としての登録のみで、実際には産休等により勤務をされていない方が大勢いらっしゃる（厚労省 H24末調査では就業者は108,123人となっており、これを前述の歯科診療所数で割った場合１医院あたり1.58人）
• 大規模な医院では、５～１０名が在籍していることが多い
• 歯科診療所以外にも、病院や一般診療所内へ勤務されていらっしゃる方も多い

ことから、実質的な１歯科診療所あたりの平均した衛生士さんの人数はもっと少なく、需要に対して有資格者が少ないため現場は慢性的な不足となっているのが現状のようです。

このように、慢性的な衛生士不足によって不況下にあっても一定の求人募集がなされていること、給与面でも他の職種と比較して低くないこと、比較的定時勤務であることが多く、残業が少ないこと、結婚・出産によって一時的に休業しても、比較的再就職も容易であること・・・などの理由から人気の職種になっています。

歯科衛生士の求人募集は都市部を中心に全国で年間を通じてあり、また、ある衛生士専門学校では生徒数の4倍もの求人票が届いているそうで需要の高い職種といえます。
優れた歯科衛生士さんは､医療関係のほか幼稚園､小学校などで予防指導を行うなど活躍の場を広げています。

歯科衛生士の仕事に従事して良かったこと

• 医療従事者の中でも、比較的に定時勤務が可能な職種で、夜勤などのように不規則なことがないため、結婚後も継続して勤務しやすい。
• 自己都合で退職せざるを得ない場合でも、求人募集はいくつかあり選択しやすい。 また、求職数に対し求人数の方が圧倒的に多いため、売り手市場である。
• 患者さんが歯科矯正治療前との変化を把握でき、喜ばれる事にヤリガイを感じる。
• 知人を紹介してくれたこと、かかりつけ医やホームドクターとして幾度と来院してくれたこと、何より「ありがとう」といわれたこと。

歯科衛生士の仕事はイヤだと感じたこと

• 院長先生と何か合わないと感じたとき。
• OLの友人との違いを感じたとき。
• お子さんが治療中泣いているとき。